中古プリウスの注意点は?30系の基礎知識!前編



30系プリウスのオーナーが、もし中古のプリウスを買うとしたら? そんな視点から、購入時の注意点を洗い出してみます。

プリウスはハイブリッド車です。なので、バッテリーの仕組み等も普通の車とは違います。それに伴う「メンテナンス費用」や「維持費」、それから「乗り心地」なんかも気になりますよね。

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我が家がプリウスに乗り始めたのは、販売が開始された初年度の2009年です。今では走行距離も「90,000㎞」を越えましたので、ガッチリ中古車になってしまいました^^;

でも、だからこそプリウスの長所や短所、注意しなければいけないポイントも分かってきました。


今回は、そんなプリウスオーナーの目線から、プリウス30を「中古で購入する時の注意点」を、ガチで書いてみます。

そんな注意点を良く理解して、十分納得した上で購入を決められることをおすすめします。後悔は先に立ちませんからね^^

前編では、次の点にスポットを当てていきます。

※ クリックすると、各項目に移動します。



プリウスの バッテリーについて

中古の3代目プリウス(前期)
プリウスの注意点を知るには、ハイブリット車の仕組みを知ることが肝心です。特にバッテリーについては独特ですから、まず基礎知識を身につけておきましょう。

プリウスは、普通の車より「バッテリーが 1つ多く」使われています。装備されているバッテリーは、次の2種類です。

  1. 駆動用バッテリー
  2. モーター走行や エンジンの始動に使用
    (ハイブリッド車特有のバッテリー)

  3. 補機バッテリー
  4. システムの起動や 電装系に使用
    (普通の車と 同じ形のバッテリー)

プリウスの特長といえば、高い燃費性能ですね。その燃費に魅力を感じて、購入に踏み切る方も多いと思います。かく言う私も、その1人です。

そして、その燃費を支えているのは「ハイブリッドシステム」。そのシステムの中でも、駆動用のバッテリーは重要な役割を果たしています

つまり、要となる「駆動用バッテリー」には注意が必要です。


「補機バッテリー」については、それほど心配は必要ありません。ただ、これもプリウス専用のものが使われています。なので、注意点としてはあげておかなければなりません。

早速、それぞれについて見ていきましょう。



1. 駆動用バッテリーの メンテナンス費用

30系プリウスの駆動用バッテリー
購入時に、まず知っておかなければいけないのは「駆動用バッテリーのメンテナンス費用」でしょう。
駆動用バッテリーは、後部座席の下に入っています。トランクを開けて床のパネルを開けると、スペアタイヤの前方に「駆動用バッテリーの側面」が顔を覗かせています。


駆動用バッテリーは、EV走行(走行用モーター)やエンジンの始動、電動エアコンの電源などに使われています。そんな、大容量の電気が必要なところで活躍しているんですね。

たくさんの電気が必要なので、バッテリー自体も「かなり大型」になっています。なので、バッテリーの寿命が尽きて交換するとなればそれなりの費用が掛かります。


ここでのポイントは、プリウスの駆動用バッテリーって ...

  • 寿命は どれくらいなのか?
  • 交換費用は どれくらいなのか?

この2つについて、サクッと見ておきましょう。


寿命はどれくらい?(駆動用バッテリー)
中古車になると、走行距離も多くなります。なので、駆動用のバッテリーもヘタる可能性があります。ここで問題なのは、「駆動用バッテリーの寿命」は予想しにくいって事なんですね。

そうは言っても、だいたいの予想はしなければいけません。そんな時には、過去の事例を知ることが一番。情報収集は大切です。

そこでガンガン情報を集めたら、次のような結果になりました。

交換の目安は 走行距離で 200,000㎞

あくまで私達プリウス仲間で調べたデータですが、プリウスを中古で購入する時には参考になると思います。

詳しい記事は、こちら。>> プリウスのバッテリー寿命!30系の駆動用はどれくらい?



交換費用はどれくらい?(駆動用バッテリー)
駆動用バッテリーを交換すると、ちょっとばかり高額になってしまいます。これも、情報収集の結果です。

交換費用は ¥170,000.- 程度

あくまで、自費で交換した場合の費用です。保険に入っていれば、話は別です。

詳しい記事はこちら。実際の交換費用や、保険のことについても書いています。>> プリウスのバッテリー交換費用!30系の駆動用は激高?


これらの情報を頭に入れておけば、「過剰な心配はいらない」ということです。

もちろん、突然に故障するといった例外もあるでしょう。ただそれは、プリウスだけに限られたことではありません。



2. 補機バッテリーの 交換費用

プリウスの補機バッテリー
補機バッテリーは、ライトやオーディオなどの「電装系を担当するバッテリー」です。

外見は、通常のバッテリーとほとんど同じです。が、プリウスは室内のトランク下に設置してあるので、ガスが漏れないように対策がしてあります。

その関係で、価格もちょっと高めです。

  • ネット価格:15,000円 ~ 30,000円 程度
  • ディーラー:23,000円程度 ~
ネットでの価格幅が大きいのは、純正でも「2種類の補機バッテリー」があるからです。

どのバッテリーが付いているかは、プリウスのグレードではなく純正HDDカーナビの有無でその型番が決まります。

詳しい記事はこちら。>> プリウス30の補機バッテリー!型番はHDDナビで変わる?

駆動系みたいに高額にはなりませんが、30系プリウスなら覚えておきたい注意点です。


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プリウスの 維持費用について

プリウスは、意外に維持費用は掛かりません。もちろん燃費が良いので、ガソリン代も安く済みます。

ただ、ここでは「車検費用」や「通常のメンテナンス費用」について見てみましょう。良い意味での注意点です。



車検費用は 意外に安い!

30系プリウスの車検費用(ディーラー明細)
車の維持費用の中でも高額なのは、なんといっても車検です。なので、「ハイブリッド車は 車検費用が高いのでは?」と心配される声をよく聞きます。

でも、そんな事はありません。


最初の車検費用(3年車検)は、上の写真の通りです。

  • 整備代金・手数料 ・・ 51,450円
  • 法定費用 ・・・・・・ 33,550円
  • 合計 ・・・・・・・・ 85,000円
※ この費用には、エコカー減税(-7,500円)が適用されています。これを足しても「92,500円」で済んだことになります。


2回目の車検費用(5年車検)がこちらです。

  • 整備代金・手数料 ・・ 51,060円
  • 法定費用 ・・・・・・ 43,940円
  • 合計 ・・・・・・・・ 95,000円
※ この時は、「ワイパーのゴム」や「発煙筒」を交換しています。これがなければ、おそらく「9万円ちょい」でしょう。

車検はもちろん、ディーラーでなくても受けることができます。その場合は、もう「1万~2万」減らすことも可能です。私としては、ディーラーをおすすめしますが。

詳しい記事は、こちらです。>> プリウスの車検費用!ディーラーと町工場はどっちがいい?


ではなぜ、「プリウスは車検費用が安い」のでしょう? それは、メンテナンス費用が思いのほか掛からないから。引き続き、この理由について考えてみます。



メンテナンス費用が 安い理由とは?

タイヤ交換で使用するトルクレンチ
バッテリーについては最初にご説明しました。なので、ここでは、「バッテリー以外のメンテナンス費用」について見ていきましょう。


「プリウスのメンテナンス費用」が安い理由はこれ。


  • ブレーキパッドが ほとんど減りません
  • 我が家のプリウスも「90,000㎞越え」ですが、いまだに交換していません。車検を2回通しましたが、それでも問題なしです。

  • ファンベルトが ありません
  • プリウスのエンジンには、そもそもベルトが1本も使用されていません。なので、ベルトの交換費用は不要です。

  • エンジンオイルの 交換周期が長く取れます
  • 私は「15,000㎞ごと」でしか、エンジンオイルの交換をやっていません。それでも、まだまだ快調に走っています。

つまり、今までの車では「必須だったメンテナンス費用」があまり掛からない訳です。この辺りは、うれしい誤算ですね^^

ブレーキパッドが減らないのは「ブレーキパッドの作動率」が普通の車より低めだから。これは、回生ブレーキの恩恵です。

回生ブレーキブレーキパッドは、切っても切れない関係にあります。

詳しい記事はこちら。減らない理由が分かります。>> プリウスのシフトBって何?ビギナー必見!Bレンジ克服講座

オイル交換距離の「メーカー指定は 15,000㎞」です。納得出来ればこのタイミングでOKです。

それでは遅すぎるっ! と感じられるかもしれません。そう思われたなら、ぜひこの記事を。目から鱗かもしれません。プリウスのエンジンオイル?交換時期のまとめ!


プリウスで9万キロ以上走りましたが、大きなトラブルはありません。メンテナンスは、すこぶるシンプルです。




前編のまとめ

プリウスのシフトノブ
前編では、主にメンテナンス費用に関わるものを見てきました。

まず「駆動用バッテリー」の寿命と交換費用。これは情報を仕入れておけば、必要以上に心配することはないと思います。

それから「補機バッテリー」について。これも専用のバッテリーであることだけを押さえておきましょう。

そして、それ以外の維持費用は「思いのほか安い」ということです。


これだけでは、まだまだ書き足りません。「燃費」や「安全性」、それから「快適性」については後編で。>> 中古プリウスの注意点は?30系の基礎知識!後編

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