ドラム式洗濯機の掃除方法!実録お手入れマニュアル 保存版



ドラム式洗濯機の掃除 ..先延ばしにされていませんか? もしそうでしたら、今すぐのお手入れをおすすめします。

「ドラム式の汚れは 軽い段階で取る」のが鉄則です。ひどく汚れてしまってからは、「家庭では取りきれない」といった手遅れの状態に進んでしまうこともあります。

とはいえ「すでに放置状態だから!」と、あきらめてはいけません。そのまま放っておくと事態はさらに悪化します。

我が家のドラム式は、購入から約3年半。その間には「乾燥ができない」とか「洗濯機が臭い」とか、いろいろなトラブルを経験しました。

ただ、現在ではすべて解決して快適に使っています。やはり大切なのは「適切なお手入れ」なんだなと、しみじみ感じています。



ドラム式洗濯機の掃除は、コツさえつかめばそんなに大変なものではありません。3年半に渡る試行錯誤の経験から、今でもやり続けている「効果的な掃除方法」をご紹介します。

あわせて、失敗の経験から学んだ「こんなことは おすすめできない!」みたいな情報も挟んでいきますので参考にしてください。


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お手入れの場所と 掃除の方法

ドラム式洗濯機で掃除をしたい場所
まず最初に、ドラム式洗濯機の掃除をするにあたって大切なのは、汚れを放置しないということです。

「こんなところも 汚れていたのかっ?」と悪臭などが出始めてからだと、苦労します。それよりも汚れが軽い内に掃除をすれば、手遅れにならずに楽に落とせます。

そこで「手遅れになりがち」なところを、優先度が高い順にピックアップしてみました。

具体的には、次の6ヶ所です。



日頃のお手入れで、見逃されている部分はないでしょうか? 汚れやホコリを取り切ってしまえば、「いやな匂い」や「乾燥しにくい」などのトラブルも解決するかもしれません。


また掃除の回数については、その頻度を松竹梅で判定しています。我が家の実感によるものですが、参考にしてください。

掃除の頻度について

  • 【松】 トラブルが起きた時
  • 【竹】 定期的(例:週に1回)
  • 【梅】 毎回がおすすめ

では早速、それぞれの掃除方法を見ていきましょう!



1. 洗濯槽の裏側

ドラム式洗濯機の洗濯槽
ドラム式洗濯機の掃除で、なにがなんでも外せないところが洗濯槽です。洗濯槽の裏側には、カビや雑菌がよく発生します。ひどくなってしまうと、家庭のお手入れだけではなかなか取り切れません。

使う洗剤と掃除の頻度は、洗濯槽の状況によって変わります。

  • 【松】洗濯槽クリーナーでの槽洗浄
  • 【竹】塩素系漂白剤での槽洗浄
  • 【梅】ドラムの乾燥


【松:カビが発生した時】洗濯槽クリーナーでの槽洗浄
洗濯槽をとにかく綺麗にしたいときには「洗濯槽クリーナー」を使います。

市販の洗濯槽クリーナー
この洗濯槽クリーナーが効果的なのは、カビや雑菌が発生している場合です。この時は洗濯物に「茶色や黒の汚れが付く」、もしくは「カビ臭い・なま臭い」などの症状がでます。

出来てしまったものは取るしかありません。時間は掛かりますが、じっくりとやってみましょう。

手順は次の通りで簡単です。

掃除の手順

  1. 槽洗浄コースを開始
  2. 給水が終わったら 一時停止
  3. 洗濯槽クリーナーを投入して 再スタート


ただし、注意点があります。

  • 洗浄時間は 半日程度かかる(機種による)
  • 程度がひどいと 取りきれるとは限らない
  • 1回で取れない時は 再洗浄が必要

特に「1回では取りきれないことがある」ということを、頭に入れておきましょう。洗濯槽の掃除が終わるまでは、洗濯ができません。当たり前ですが、我が家はここで失敗しました^^;

効果的な、カビ取りの方法はこちら。>>> ドラム式洗濯機のカビ取り方法!しつこいカスに悩まされたら


この方法は家庭でできる最終手段。いわば「松レベル」です。結局、我が家はこの掃除方法で解決できました。逆にこれで取れなければ、おそらく業者さんにお願いするしかありません。



【竹:月に1回】塩素系漂白剤での槽洗浄
漂白剤を掃除に使う目的は「洗濯機内の除菌」です。なので雑菌はもちろん、カビの発生を防ぐ効果もあります。

手順はやはり簡単です(【松】洗濯槽クリーナーの時と同じ)。

  1. 槽洗浄コースを開始
  2. 給水が終わったら 一時停止
  3. 漂白剤を投入して 再スタート
これも半日ほど時間が掛かりますが、カビの発生をかなり少なくできます。我が家の場合、この方法で【松】洗濯槽クリーナーを使うことはなくなりました。おすすめです。

気を付けておきたいのは、「台所用の漂白剤はダメ」とうことです。いわゆるキッチンハイターとか。理由は次の通りです。


台所用キッチンハイターはダメ

キッチンハイターはダメ

  • 台所用は 界面活性剤が多い
  • 界面活性剤は 泡が出やすい
  • 泡が出ると 排水してしまう
こんなことから、台所用のキッチンハイターは洗濯槽の掃除には向いていません。



それなら「衣類用の酸素系ならどうなんだ?」と言うことで、実際に使ってみました。

酸素系(衣類用)でやってみたら

ドラム式洗濯機の洗濯槽洗浄で酸素系漂白剤を使用したら泡だらけ
結果は、始まってすぐに泡だらけです! この後に(おそらく半分くらい)排水、給水をして槽洗浄は続きました。

排水と給水をするのは、洗浄成分の濃度を薄めるため。そうして、泡を押さえる仕組みになっています。


やはりドラム式には、酸素系は向いていないようです。泡が上から溢れ出しても、困りますからね。塩素系漂白剤(衣類用)だと、こうはなりません。


【梅:週に最低1回】ドラムの乾燥
カビと雑菌は、乾燥を嫌います。これらが発生しなければ、苦労することもありません。つまり「洗濯槽の乾燥」は、究極の掃除方法とも言えます。

洗濯槽が湿気っている状態が続くと、洗濯機も臭くなってしまいます。詳しい記事はこちら。>>> ドラム式洗濯機が臭い原因!そうなるのはなぜっ?

カビや雑菌
カビや雑菌を予防するには、とにかく乾燥させることです。最低でも、週に1回は洗濯物を乾燥させましょう。そうすれば、洗濯物といっしょに「洗濯槽」も乾きます。

さらに理想は、洗濯する度に乾かすこと。洗濯物を乾かさないのなら「洗濯槽」だけでも乾燥させてはいかがでしょうか? どのメーカーでも「洗濯槽を乾燥させるコース」があるはずです。

例)パナソニックの場合は「洗濯だけのコース」が終わったら、自動的に送風(ナノイー機能付き)が約1時間続きます。

洗濯槽の乾燥時間(ナノイー作動中)
電気代は「数円/1回」程度なので、ケチらずに使われることをおすすめします。カビ取りの苦労や費用を考えると、微々たるものです。







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2. 乾燥フィルターと 温風の通路

ドラム式洗濯機の乾燥フィルター
ドラム式洗濯機は「洗濯物を乾燥させる度」に、ホコリの掃除をしなくてはなりません。

ただ、毎回ホコリの掃除をしていても「ちゃんと乾燥が出来なくなる」ことがあります。我が家でも1年くらい経った頃から、生乾きになることが増えてしまいました。

それを解決した方法と、日頃のお手入れは次の通りです。

  • 【松】温風通路の ホコリ掃除
  • 【竹】奥側・乾燥フィルターの ホコリ掃除
  • 【梅】前側・乾燥フィルターの ホコリ掃除


【松:ホコリが溜まった時】温風通路の ホコリ掃除
ドラム式洗濯機は、乾燥フィルターの他にもホコリが溜まることがあります。それは、温風の通路(パイプ)です。

温風通路は、通常はホコリが溜まるところではありません。ただ、状況によっては、溜まってしまうこともあります。

ドラム式洗濯機の温風通路に溜まったホコリ(小さく)
経験上、乾燥フィルターの汚れがひどいと「温風の通路」にも、ホコリが溜まりやすくなります。フィルターを掃除しても乾燥ができない時には、疑ってみてもよいかもしれません。

我が家が「温風通路のホコリ掃除」に、初めて挑戦した記事はこちら。>>> 乾燥フィルターエラーが出たら?ドラム式洗濯機のほこり掃除!


【竹:月に1回】奥側・乾燥フィルターの ホコリ掃除
ドラム式洗濯機の乾燥フィルター(手前と奥側)
乾燥フィルターは、機種によっては2枚あります。

  • すぐに取り外しができる 1枚目
  • 取り出しにくい奥側の2枚目
この場合、見落としてはいけないのが「2枚目の裏側」です。

表から見える部分が綺麗でも、裏側にホコリが残っていると乾きが悪くなります。なぜなら温風の通りも悪くなってしまいますから。我が家も「2枚目の裏側」のホコリに気が付かず、生乾きになりイライラさせられました。

ただ奥側のフィルターを掃除してからは、すこぶる快調!新品の時とまったく同じになりました。詳しい記事はこちら。>>> ドラム式洗濯機の乾燥!乾かないのはなぜ?

掃除をする頻度は「1回/月」といったところです。ただ掃除の頻度は、洗濯物を乾かす量で変わると思います。我が家は3人暮らしで、洗濯物をほぼ毎日乾かしていてこれくらいです。


【梅:毎回】前側・乾燥フィルターの ホコリ掃除
ここは、ご存じの通り「お手入れの定番」ですね。もちろん洗濯物を乾燥させる度に、ホコリを取り除きましょう。

また、目詰まりがしてきたら「汚れを水で洗い流す」と乾燥の調子も落ちません。濡らしたら、よく乾かしてから元に戻してください。



洗濯物が干してある風景
お手入れマニュアルの前半では、「洗濯槽(ドラム)」「乾燥フィルター」についての掃除方法を見てきました。

この2つのトラブルには、我が家もかなり苦労させられました。実例を知っていただくことで「ご家庭の掃除方法」の参考になれば嬉しく思います。


さてさて「お手入れマニュアルの後半」は、比較的簡単なお手入れについて見ていきます。ただ、知っておきたい盲点についてもご紹介しますので、サクッ!とチェックしてください。




3. ドアのゴムパッキン付近

ドラム式洗濯機のドアパッキンの溝
ちょっと見逃しやすい場所がここ。ドアのパッキンです。パッキンの奥には溝があります。この溝が汚れたままだと、匂いやカビの原因になってしまいます。


【梅:毎回】ドアパッキンの 溝掃除
「洗いのコース」が終わったら、タオルなどで水分やホコリを拭き取ってしまいましょう。汚れがひどい時は「台所用の中性洗剤」を付けても構いません。

と、ここまでは一般的な掃除方法です。ただ今回は、引き続き「我が家のハプニング映像」を見ていただきます^^;


【松:ホコリがたまった時】ドラムの隙間の ホコリ掃除
ドラム式洗濯機のパッキンからはみ出たホコリのかたまり
いつものように、パッキンの掃除していた時のことです。ホコリのかたまりが、ちょこっと顔を覗かせていました。

「どうして こんなとこに?」と軽い気持ちで引っ張ってみると、ズルズル~っと芋づる式に、ホコリのかたまりが出てくるではないですか!

「こっ、これはもしかして、氷山の一角かもっ!」と、恐る恐る引き出してみたら ...想定外の事態に発展していました。

その時に取れた「フェルト状のホコリ」がこれです。

ドラム式洗濯機のパッキン付近からホコリのかたまりを取っているところ
う~~わっ!! なんじゃこりゃ ..信じられない」 これが素直な感想です。結局、ぐるっと「ドア1周分のホコリ」を取り除きました。いつも綺麗に掃除をしていたつもりなのに、ここは完全に盲点でした


ドラム式洗濯機のパッキンとドラムの隙間
フェルト状のホコリが隠れていたのは、パッキン奥の「ドラムの細い隙間」。この洗濯機を使い始めてからは3年半ですので、その間に少しずつたまっていたようです。

我が家はパナソニック製ですが、東芝や日立でも基本的な作りは同じはずです。たまには「ドラムの隙間」のチェックをおすすめします。




4. 洗剤ケースと その奥側

洗剤や柔軟剤を投入する「洗剤ケース」も、お手入れが必要です。ただ、ここは汚れてからで大丈夫です。


【松:柔軟剤が残っている時】投入口の水洗
洗剤ケースに残った柔軟剤
柔軟剤がケースに残って、固まっていることがあります。それはこんな時に起こります。

  • しばらく掃除をしていない時
  • 柔軟剤が 固化している時
特に柔軟剤の「買い置き」をしていると、元はサラサラだった物が、ドロっと固化してしまうことがあります。固化した柔軟剤を使うと、流れきれずにケースの底に残ってしまいます。

そんな時には、投入口のカバー(写真では緑色)を取り外して、水で綺麗に洗い流しましょう。放置すると、匂いやカビが発生してしまいます。


【松:汚れがたまった時】ケース奥の掃除
ドラム式洗濯機の洗剤投入口の奥側
洗剤ケースの奥も、盲点の1つです。溶けにくい粉末洗剤などを使うと、これも流れ切れずに固まっていることがあります。

なのでケースごと取り外して、その奥側もチェックしましょう。汚れていれば、ぬるま湯を流すなどして掃除すればOKです。




5. 排水フィルターと その奥側

ドラム式洗濯機の排水フィルターが汚れているところ
我が家の排水フィルターは、1ヶ月も経つとこうなります。(汚いので、ぼかしています^^;) ここが汚れていると排水が悪くなり、洗濯機の故障にもつながりかねません


【竹:月に1回】排水フィルターの掃除
フィルターに溜まる汚れの多さは、洗濯する量で変わると思います。なので最低でも月に1回はチェックして、ご家庭に合う掃除の頻度を決めましょう。


【松:汚れたら】「排水フィルターの奥側」の掃除
ドラム式洗濯機の「排水フィルターの奥側」の掃除
排水フィルターの奥も、たまには確認しておきたいですね。まあまあ汚れています。

ここの汚れは、お掃除グッズなどで綺麗にしましょう。我が家では、100円均一で買ったコップ洗いを使っています。スポンジなどの柔らかいものがおすすめですよ。




6. 排水口

いよいよ、最後の排水口です。ここは、悪臭などのトラブルがなければ問題ありません

ただし、下水のような匂いがする場合は「排水トラップ」がうまく機能していない可能性もあります。日頃のお手入れで、悪臭などが解決出来ない場合はチェックしてみてください。


【松:悪臭がしたら】排水トラップのチェック
排水トラップとは、下水の匂いを断つ仕組みです。下の図のように、常に「水のフタ」が出来ていて、下水からの悪臭を防いでくれます。

洗濯機の排水トラップが匂いを断つ仕組み
洗濯機の排水口
排水トラップの部品は、排水口のフタの下に入っています。それを取り出して、詰まっていないかの確認と、汚れていれば水洗いをします。

手順は、次の通りです。

  1. 洗濯機の 排水ホースを取る
  2. 排水トラップの 各パーツを取り外す
  3. 詰まり等がないかを確認する
  4. 水洗いの後に 元に戻す
排水トラップは部品がいくつもあって、少し複雑な作りになっています。その中には「回さないと取れない部品」もありますので、一度動画で確認しておくと作業がスムーズに進みます。

ただ、我が家のように「排水口がある場所が狭い」とか「排水口が洗濯機の真下にある」ような場合は作業も大変です。どうしても出来ない時は、業者さんの手を借りることも検討しましょう。

※ すべての排水口に「排水トラップ」が付いている訳ではありませんが、マンションなどではほぼ設置されています。




まとめと おさらい

かなり長くなりましたので、ポイントをおさらいしておきます。

お手入れをする場所は、次の6ヶ所でした。

  1. 洗濯槽の裏側
  2. 乾燥フィルターと 温風の通路
  3. ドアのゴムパッキン付近
  4. 洗剤ケースと その奥側
  5. 排水フィルターと その奥側
  6. 排水口
  7. ※ クリックすると、各項目に移動します。
前にも書いたように、これは我が家が苦労した順です。ただこれは、それぞれのご家庭で変わってくると思います。なので、あなたの「お洗濯ライフ」に合った優先度を、ぜひ見つけてみてください。

そうすれば、ドラム式洗濯機の掃除はそんなに大変ではありません。3年半使ってみた私の感想です。

そして最後に繰り返しますが、ドラム式洗濯機の掃除は「軽い段階でやる」のが鉄則です。先送りせずに、清潔な洗濯機を維持するように心がけましょう。

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