ヘッドライトに黄ばみがっ?その原因を徹底解明!
愛車のヘッドライトに「黄ばみ」はありませんか? そう言われれば、少しずつ ...。
そんな感じがしたら、放っておいてはいけません。さらに黄ばみは進んでしまいます。ライトの輝きひとつで、車の印象はガラリと変わってしまうものです。

私が前に乗っていたグロリアも、5年も経たずにヘッドライトが「まっ黄色」になりました。その頃は、愛車が古臭く見えるのが嫌だったことを今でも覚えています。
もちろん車自体は、すでに古くなりつつありました。それでも「キラリッと輝くライト」と「黄ばんだライト」とでは、愛車に乗り込む時の気分がまったく違います。
ではなぜ、いや~な黄ばみが出てしまのか? その原因をハッキリさせれば、今後の「具体的な対策」が見えてきます。つまり黄ばみ取りや、黄ばみ防止にきっと役立ちます。
それでは早速、ヘッドライトの「黄ばみの原因」を徹底的に解明していきましょう!
黄ばみの原因は3つ
車のヘッドライトは、材質に「ポリカーボネート」という樹脂が使われています。この樹脂の劣化による変色が、ライトが黄ばんでしまう原因です。

その昔は、ヘッドライトのほとんどがガラス製でした。しかし現在では「衝撃に強い」ことや「透明性が高い」こと、それから「ガラスに比べて軽い」ことなどから、ほぼポリカーボネートが使用されています。
そして、樹脂を変色させる要因は次の3つです。
- 紫外線による劣化
- 傷による劣化
- 熱による劣化
それぞれを詳しく見てみましょう。
紫外線による劣化

ライトを変色させてしまう一番大きな要因、それは紫外線による劣化です。ポリカーボネートは耐衝撃性や透明性が高い代わりに、紫外線には弱いという性質があります。
ご存知のように、紫外線は太陽の光に多く含まれています。そのため光をもろに受けるライトの表面には、紫外線を防ぐコーティンがされています。
それでも長年に渡って直射日光が当たる環境にさらされると、樹脂やコーティング自体の劣化も避けられません。
例えば、自宅の駐車場。日光が当たらない条件が好ましいのですが、そんなに良い環境ばかりではないでしょう。乗ってはいなくても、日にあたる場所に駐車しているだけでライトは劣化していきます。
たまに見かけるのが、右のライトと左のライトで黄ばみの度合いが違う車。理由は「日差しに照らされる時間が 左右で違う環境にあったから」と容易に想像が出来ます。
傷による劣化

黄ばみの2つ目の要因は、傷による劣化です。ポリカーボネイトは、傷にはあまり強くありません。
もちろん最近のヘッドライトはメーカーの努力により、昔に比べれば強くなっています。それでも、以前に使われていたガラスのライトまでの強度はありません。
特にヘッドライトは、付いている場所がフロントだけに小さな傷が付きやすいのです。目に見えない程度のすり傷でも、積み重なればそれなりにダメージを受けてしまいます。

身近なところでは、ガソリンスタンドにある洗車機。黒い車のボディが良い例ですが、洗車にかければ目に見えない程度の傷が入ります。汚れを落とすために、かなりの速さでブラシが当たりますから無理もありません。
つまり、ヘッドライトでも洗車と同じことが言えます。洗えば洗うほど、徐々にですがダメージが増していきます。そしてその傷に汚れが入り込み劣化を促進して、ついには黄ばんだ状態になってしまいます。
熱による劣化

3つ目の要因は、熱による劣化です。ヘッドライトのバルブはかなりの高温になりますから、どうしてもライトカバーまで熱が伝わってしまいます。
特に渋滞中は風による冷却効果が期待できませんので、ライトが熱を持ちやすくなります。さらにエンジンルーム内の温度も高くなり、その影響も受けてしまいます。
これを実感するには、しばらく停車した後にライトを触ってみることです。バルブがLEDでないならおどろくほど熱いはずです。ただし、やけどには注意してください。
ポリカーボネイトの耐熱温度は、120℃~130℃程度あります。樹脂としては優秀ですが、劣化の要因の1つであることには違いありません。ただ黄ばみへの関係性は、紫外線や傷に比べると薄いと思います。

なぜなら直射日光が長時間当たる駐車場と、そうでない駐車場に停めていた時では明らかに黄ばみの進行が違いました、これは、これまで4回ほど引っ越しをした経験からです。日が当たる環境では黄ばみ始める時期が明らかに早くなります。
とは言え、熱が悪くない訳ではありません。紫外線ほど極端ではありませんが、ジリジリと地味に劣化の手助けしているといった感覚です。
それでは、この黄ばみはいったい「ライトカバーのどの部分」で起るのでしょうか? 表側なのか ..裏側なのか。ここが分かれば、黄ばみを除去する時の大きなヒントになります。
黄ばみはライトの表面で起きている

ライトの黄ばみは、主に次の3箇所で起きています。
- ライトカバーの表面
- ライトカバーの裏側
- ポリカーボネイトの素材自体
この中でも、1番黄ばんでしまうのはライトカバーの表面です。
紫外線やキズ、バルブの熱の「3つの影響」をすべて受けてしまうのがライトカバーの表面です。コーティングがされているとはいえ、そのダメージをとことん受けてしまいます。
記事前半でも触れたように、ライトカバーには表面を強くするコーティング加工が施されています。この加工をすると紫外線や傷に強くなります。

しかしながら、このコーティングも万能ではありません。もちろん加工しないよりも強くなる訳ですが、それでも紫外線や洗車傷、それから熱による劣化は避けられません。ひどい状態になると、だんだんコーティングがはがれてしまいます。
もしヘッドライトの黄ばみを除去するなら、ライトの表面を綺麗にするのが近道です。カバーの裏側や素材自体の変色は、経験上では2割くらいしかありません。あくまで私の感覚ですが。
洗車の時に、ライト表面のザラザラとした感触に気が付かれたことはありませんか? コーティングが劣化してくると、そんな手触りに変わってきます。

実は、私の前の愛車もライトが「ザラザラ状態」。今思えば、その時の環境は最悪でした。直射日光は当たり放題。黄ばみ始めたライトを良かれと思い、ゴシゴシと磨いていました(汗)。磨き過ぎはコーティングに優しくありません。
最悪な環境とあわせて不適切なメンテナンスの結果、グロリアのライトはまっ黄色! もちろん、テンションは下がりまくり。その後、黄ばみ取りをしました。
結局、よほど古いライトでない限りヘッドライトの黄ばみはライト表面で起きていると考えられます。
まとめ

ヘッドライトが黄ばんでしまうのは、「紫外線」や「ライト表面の傷」、それから「バルブからの熱」の影響がありました。
その原因をもう一度いえば、ライトカバーの原料であるポリカーボネイトの劣化です。原因が分かれば、適切なメンテで黄ばみをある程度は防ぐことができます。そしてそれを取ることも可能です。
次の記事では「黄ばみ取り」について書いています。曇ったライトの輝きを取り戻すには、黄ばみを取るしかありませんから。
記事内容は、次の通りです。
- プロの技を ガッチリ理解する
- プロの技を DIYで再現する
- DIYで必要なグッズ
- DIYで 失敗しないために
「黄ばみ取りのコツ」は、プロの技から学ぶこと。DIYでも、決して不可能ではありません。私の経験や失敗例が参考になれば幸いです。