【2022年】四万十川のうなぎ屋・名店6選!天然養殖・至福の食べ比べ

2014年7月9日

2022年5月10日更新

四万十川沿いの鰻屋さん情報を、2022年5月時点で最新に更新しました。

物産館サンリバー四万十の外観

四国の高知にいったら、四万十川産のうなぎを食べたいものです。四万十川沿いには「うなぎの名店」がいくつもあります。時期が合えば天然うなぎもいいですね。ちなみに、天然もののシーズンは4月から9月です。

でも「どんなお店がいいの?」と、迷ってしまうことでしょう。私も以前はそうでした(笑)。今回は、そんな方のために四万十川沿いにある「天然うなぎが食べられるお店」をご紹介します。

今回ご紹介する うなぎ屋さん情報

まず、今回ご紹介する「うなぎ屋さんについての情報」をざっくりとご案内します。お店の順番は、四万十川の南の方から北の方へ向かって並べています。個性的で魅力があるお店ばかりなので、ぜひじっくり見ていってください。

店名メニュー価格備考食べログ
四万十屋天然うな重4,480円2022年3月調べ
養殖うな重3,260円
天然うなぎ丼メニューなし
養殖うなぎ丼2,400円
こいちご飯天然うな重4,000円2021年10月調べ
養殖うな重2,800円
天然うなぎ丼2,300円
養殖うなぎ丼1,600円
さこや天然うな重4,400円2022年1月調べ
養殖うな重3,080円
岩城食堂うな丼時価2021年10月調べ
うな丼定食時価
とおわ食堂天然うな重5,500円2022年3月調べ
養殖うな重3,000円
天然うなぎ丼3,800円
天然・養殖うなぎの食べ比べ重3,980円2021年11月調べ
うなきちうな重(並)2,500円2022年4月調べ
蒲焼定食(竹)3,880円

四万十川を下流から上流までドライブしても、1時間くらいでまわれます。ただ、場所によっては道が狭いところがあるのでお気を付けください。それでは、観光がてらにお気に入りのお店を探していきましょう。

【四万十屋】1967年創業の老舗で天然養殖食べ比べ

うなぎの四万十屋の外観

四万十川の下流に位置する四万十屋。1967年創業の老舗です。食事処は2階にあります。ここの良さは40〜50席ある広い座敷とテラスで、子供連れでもゆったり出来ます。縁側にあるテラス席に座ると、自然の風がいい感じ。目の前の四万十川と大自然に癒やされます。

四万十屋のテラス席からみる四万十川

めったにない機会なので「天然と養殖を食べ比べ」をしてみました。

まずは、天然のうな重(2022年3月現在、4,480円)

うなぎの蒲焼定食(天然)2014年当時4,100円

天然は、身は薄いが引き締まっていて程よい歯ごたえ。マグロで言えば「噛むほどに深い味が楽しめる赤身」かな。型が小さいだけに数が多く乗っています。もちろん、時期によって脂の乗りなんかも変わってくるでしょうから、その時々のものを楽しめれば良いですね。

つぎは、養殖のうな重(2022年3月現在、3,260円)

うなぎの蒲焼定食(養殖)2014年当時3,300円

養殖は、身も厚く柔らかい。マグロで言えば「口の中でとろける脂ののったトロ」のようです。なるほど、これはよく鰻屋さんで食べる美味しいうなぎです。脂が乗ったガッツリとしたうなぎを食べたいという方は、こちらがおすすめです。身も分厚いですしね。

最後は、天然のうなぎ丼(2022年3月現在、天然もののメニューはありません。養殖ものは2,400円です)。

うなぎ丼(天然)2014年当時2,950円

うな重みたいに、たくさんのうなぎは食べられないけれど「四万十鰻の味わいを堪能したいっ!」という方はこちらでも十分です。うなぎの量は少なくなりますが、私としてはこれでも十分満足だと感じました。

予約は必要ありませんが、何しろ天然は自然が相手。当たり前ですが、取れない時は出せないそうです。スケジュールを組まれるなら、天然ありなしは電話で確認出来ますので、事前に連絡なさることをおすすめします。

【こいちご飯】新規オープン旨くて安い

2021年3月に、四万十川支流の中筋川沿いにオープンした新しい鰻屋さんです。こぢんまりとした店の外観や、ウッド調の店内が落ち着けるようです。

「うなぎはカリッとした焼き加減が好みです」とかリクエストすると「快く対応してもらえて嬉しかった!」とのコメントもありました。お店が忙しくなさそうな時は、焼き具合を頼んでみても良いかもしれません。こんなところが新鮮ですよねぇ。

お値段は「天然うな重:4,000円」「養殖うな重:2,800円」「天然うなぎ丼 2,300円」「養殖うなぎ丼 1,600円」2021年10月現在です。肝吸いは付いていませんが、価格は安めに設定されているようです。行列店になる前に、制覇しておいてはいかがでしょうか?

【さこや】朝からウナギで元気いっぱい

こちらの「さこやさん」は、朝の8時から元気に営業を開始されています。モーニングが安くて美味しいので、地元の方にも人気のようです。お米も自家製の四万十産。なんと、追加でうなぎも食べられるとのこと。朝から元気が出そうです。

場所は、佐田の沈下橋の付近です。屋形船も名物なので、時間があったら是非お楽しみください。屋形船で沈下橋の下をくぐりながら、船頭さんが面白い話を聞かせてくれます。

それから出川の充電さしてもらえませんか」で出川哲朗さんたちが立ち寄ったお店としても有名です。2022年1月時点で、天然うな重で4,400、養殖うな重で3,080円です。次のインスタは天然うな重ですが、う〜ん、見るからにボリュームがありますねぇ。

【岩城食堂】ボリュームたっぷり日替わり定食も

奥の座敷から眺める四万十川がいいそうです。うなぎよりも「四万十川で採れたテナガエビの素揚げ」や「ボリュームがある日替わり定食 700円」に高い評価のコメントが多数見受けられたのが印象的です。単品で3000円程度の鰻を頼むと、大きいものが期待できるとの経験談も載っていました。

2021年10月時点で確認できたメニューは「うなぎ蒲焼き:時価」「うな丼:時価」「うな丼定食:時価」、なので行ってみるしかありません。ここも、天然うなぎは前日までに予約を入れると確実です。

https://twitter.com/hiroyon_toyama/status/1526045635622817793?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1526045635622817793%7Ctwgr%5Eb5ebd9712027b21397cfc72ebee562c6bb3046b6%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fpublish.twitter.com%2F%3Fquery%3Dhttps3A2F2Ftwitter.com2Fhiroyon_toyama2Fstatus2F1526045635622817793widget%3DTweet

【とおわ食堂】手軽に天然養殖うなぎ食べ比べ重

とおわ食堂さんは「道の駅四万十とおわ」にあるレストランです。ここには、アウトドア感覚のウェットデッキ席があり、川沿いの風景が楽しみながら食事が楽しめるのでおすすめです。

とおわ食堂さんので注目なのは「天然うなぎと養殖うなぎの食べ比べ重」です。四万十川の天然うなぎと、四万十町産の養殖うなぎの両方が味わえます。

2021年ころから始まったメニューみたいですが、1つのお重で天然と養殖のうなぎが食べ比べできるのは魅力です。2021年11月時点では「天然うなぎと養殖うなぎの食べ比べ重 税込3980円」とちょっとお高めですが、天然・養殖の二つを頼んで比べるよりも、かなり手軽にお安く試せます。

それからチョット寄り道になりますが、道の駅とおわに2020年にオープンした「四万十川ジップライン」も人気です。四万十川上空を、ワイヤーロープ1本にぶら下がって空中散歩できます。川の向こうまで渡りきることができるのです。

お〜ぉ〜、怖そうですね。もしも、もしもですよ。「そのワイヤーが切れたりしたら、一体どうなってしまうんでしょう!」とか、万がいちもにも起こりえないことを考えて、ゾックゾクするのも楽しみのひとつです(笑)。遊園地のジェットコースターと同じような感覚ですね。四万十のうなぎを食べた後の腹ごなしとして、また四万十川の思い出づくりとしてご検討ください!

【うなきち】蒲焼はもちろん たたきや肝も味わえる

うなきちさんは、いままでの5件とは少し離れた東の方にあります。土佐くろしお鉄道の窪川駅の近く(徒歩で10分かからないくらい)です。10:00〜16:30(要確認)の通し営業です。

お店は養鰻業の四万十うなぎの直営店なので、うなぎは天然ではなく養殖です。そのかわり本業が鰻の養殖やさん(四万十うなぎ)ということもあり、他店より比較的リーズナブルです。地元の方はうな丼と別注文でキモを食べる方も多いとの情報もありました。珍しい鰻のタタキもあります。

さいごに

おすすめの食べ方は、やっぱり天然と養殖を食べ比べることです。

うなぎの蒲焼定食(天然)2014年当時4,100円
四万十屋のうな重(天然)

片方だけだと味の感覚が曖昧になりますが、両方を味わうと「歯ざわり」や「脂の香り」などの違いを思いっきり堪能することができます。

うなぎの蒲焼定食(養殖)2014年当時3,300円
四万十屋のうな重(養殖)

予算はそれなりに掛かりますが、それはそれで強く記憶に残ります(笑)。たぶん、一生の思い出になるでしょう。

最後に、お店をまとめておきます。

まずは、全体の地図から。

それから、個別情報です。情報があるものには、リンクをはっています。タップまたはクリックすると、ホームページやGoogleMap、食べログなどの詳細情報を見ることができます。また、GoogleMapはカーナビとしても使ってください。便利な世の中ですね。

ホームページTEL & 住所GoogleMap食べログ
四万十屋さん0880-36-2828
高知県四万十市山路2494−1
こいちご飯さん0880-31-9258
高知県四万十市山路446
さこやさん0880-34-7786
高知県四万十市佐田2390
岩城食堂さん0880-52-1172
高知県四万十市西土佐津野川647−5
とおわ食堂さん0880-28-5421
高知県高岡郡四万十町十和川口
うなきち0880-22-2138
高知県高岡郡四万十町本町1−1−14

以上、四国のうなぎ情報でした。


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2014年7月9日中国・四国