【2022年】四万十川のうなぎ屋・名店6選!天然養殖・至福の食べ比べ
四万十川沿いの鰻屋さん情報を、2022年5月時点で最新に更新しました。

四国の高知にいったら、四万十川産のうなぎを食べたいものです。四万十川沿いには「うなぎの名店」がいくつもあります。時期が合えば天然うなぎもいいですね。ちなみに、天然もののシーズンは4月から9月です。
でも「どんなお店がいいの?」と、迷ってしまうことでしょう。私も以前はそうでした(笑)。今回は、そんな方のために四万十川沿いにある「天然うなぎが食べられるお店」をご紹介します。
今回ご紹介する うなぎ屋さん情報
まず、今回ご紹介する「うなぎ屋さんについての情報」をざっくりとご案内します。お店の順番は、四万十川の南の方から北の方へ向かって並べています。個性的で魅力があるお店ばかりなので、ぜひじっくり見ていってください。
店名 | メニュー | 価格 | 備考 | 食べログ |
---|---|---|---|---|
四万十屋 | 天然うな重 | 4,480円 | 2022年3月調べ | ◎ |
養殖うな重 | 3,260円 | 〃 | ||
天然うなぎ丼 | メニューなし | 〃 | ||
養殖うなぎ丼 | 2,400円 | 〃 | ||
こいちご飯 | 天然うな重 | 4,000円 | 2021年10月調べ | ◎ |
養殖うな重 | 2,800円 | 〃 | ||
天然うなぎ丼 | 2,300円 | 〃 | ||
養殖うなぎ丼 | 1,600円 | 〃 | ||
さこや | 天然うな重 | 4,400円 | 2022年1月調べ | ◎ |
養殖うな重 | 3,080円 | 〃 | ||
岩城食堂 | うな丼 | 時価 | 2021年10月調べ | ◎ |
うな丼定食 | 時価 | 〃 | ||
とおわ食堂 | 天然うな重 | 5,500円 | 2022年3月調べ | ◎ |
養殖うな重 | 3,000円 | 〃 | ||
天然うなぎ丼 | 3,800円 | 〃 | ||
天然・養殖うなぎの食べ比べ重 | 3,980円 | 2021年11月調べ | ||
うなきち | うな重(並) | 2,500円 | 2022年4月調べ | ◎ |
蒲焼定食(竹) | 3,880円 | 〃 |
四万十川を下流から上流までドライブしても、1時間くらいでまわれます。ただ、場所によっては道が狭いところがあるのでお気を付けください。それでは、観光がてらにお気に入りのお店を探していきましょう。
【四万十屋】1967年創業の老舗で天然養殖食べ比べ

四万十川の下流に位置する四万十屋。1967年創業の老舗です。食事処は2階にあります。ここの良さは40〜50席ある広い座敷とテラスで、子供連れでもゆったり出来ます。縁側にあるテラス席に座ると、自然の風がいい感じ。目の前の四万十川と大自然に癒やされます。

めったにない機会なので「天然と養殖を食べ比べ」をしてみました。
まずは、天然のうな重(2022年3月現在、4,480円)。

天然は、身は薄いが引き締まっていて程よい歯ごたえ。マグロで言えば「噛むほどに深い味が楽しめる赤身」かな。型が小さいだけに数が多く乗っています。もちろん、時期によって脂の乗りなんかも変わってくるでしょうから、その時々のものを楽しめれば良いですね。
つぎは、養殖のうな重(2022年3月現在、3,260円)。

養殖は、身も厚く柔らかい。マグロで言えば「口の中でとろける脂ののったトロ」のようです。なるほど、これはよく鰻屋さんで食べる美味しいうなぎです。脂が乗ったガッツリとしたうなぎを食べたいという方は、こちらがおすすめです。身も分厚いですしね。
最後は、天然のうなぎ丼(2022年3月現在、天然もののメニューはありません。養殖ものは2,400円です)。

うな重みたいに、たくさんのうなぎは食べられないけれど「四万十鰻の味わいを堪能したいっ!」という方はこちらでも十分です。うなぎの量は少なくなりますが、私としてはこれでも十分満足だと感じました。
予約は必要ありませんが、何しろ天然は自然が相手。当たり前ですが、取れない時は出せないそうです。スケジュールを組まれるなら、天然ありなしは電話で確認出来ますので、事前に連絡なさることをおすすめします。
【こいちご飯】新規オープン旨くて安い
2021年3月に、四万十川支流の中筋川沿いにオープンした新しい鰻屋さんです。こぢんまりとした店の外観や、ウッド調の店内が落ち着けるようです。
「うなぎはカリッとした焼き加減が好みです」とかリクエストすると「快く対応してもらえて嬉しかった!」とのコメントもありました。お店が忙しくなさそうな時は、焼き具合を頼んでみても良いかもしれません。こんなところが新鮮ですよねぇ。
お値段は「天然うな重:4,000円」「養殖うな重:2,800円」「天然うなぎ丼 2,300円」「養殖うなぎ丼 1,600円」2021年10月現在です。肝吸いは付いていませんが、価格は安めに設定されているようです。行列店になる前に、制覇しておいてはいかがでしょうか?
【さこや】朝からウナギで元気いっぱい
こちらの「さこやさん」は、朝の8時から元気に営業を開始されています。モーニングが安くて美味しいので、地元の方にも人気のようです。お米も自家製の四万十産。なんと、追加でうなぎも食べられるとのこと。朝から元気が出そうです。
場所は、佐田の沈下橋の付近です。屋形船も名物なので、時間があったら是非お楽しみください。屋形船で沈下橋の下をくぐりながら、船頭さんが面白い話を聞かせてくれます。
ブシュカンと天然鮎の塩焼き。四万十川で涼やかなグルメ旅。佐田沈下橋(四万十市)の「屋形舟さこや」の船着き場で限定販売。川漁師が炭火で焼く約20㌢の天然鮎の香ばしい煙とブシュカンジュースの氷が鳴る音。#四万十川 #天然鮎 #沈下橋 #高知 #四万十市 #四国 #ブシュカン #観光 #JAPAN #屋形船 pic.twitter.com/dSgfmTV4Nk
— 笠原雅俊 (@UJqitkzdsekRONR) August 13, 2022
それから「出川の充電さしてもらえませんか」で出川哲朗さんたちが立ち寄ったお店としても有名です。2022年1月時点で、天然うな重で4,400、養殖うな重で3,080円です。次のインスタは天然うな重ですが、う〜ん、見るからにボリュームがありますねぇ。
【岩城食堂】ボリュームたっぷり日替わり定食も
奥の座敷から眺める四万十川がいいそうです。うなぎよりも「四万十川で採れたテナガエビの素揚げ」や「ボリュームがある日替わり定食 700円」に高い評価のコメントが多数見受けられたのが印象的です。単品で3000円程度の鰻を頼むと、大きいものが期待できるとの経験談も載っていました。
2021年10月時点で確認できたメニューは「うなぎ蒲焼き:時価」「うな丼:時価」「うな丼定食:時価」、なので行ってみるしかありません。ここも、天然うなぎは前日までに予約を入れると確実です。
【とおわ食堂】手軽に天然養殖うなぎ食べ比べ重
とおわ食堂さんは「道の駅四万十とおわ」にあるレストランです。ここには、アウトドア感覚のウェットデッキ席があり、川沿いの風景が楽しみながら食事が楽しめるのでおすすめです。
とおわ食堂さんので注目なのは「天然うなぎと養殖うなぎの食べ比べ重」です。四万十川の天然うなぎと、四万十町産の養殖うなぎの両方が味わえます。
2021年ころから始まったメニューみたいですが、1つのお重で天然と養殖のうなぎが食べ比べできるのは魅力です。2021年11月時点では「天然うなぎと養殖うなぎの食べ比べ重 税込3980円」とちょっとお高めですが、天然・養殖の二つを頼んで比べるよりも、かなり手軽にお安く試せます。
それからチョット寄り道になりますが、道の駅とおわに2020年にオープンした「四万十川ジップライン」も人気です。四万十川上空を、ワイヤーロープ1本にぶら下がって空中散歩できます。川の向こうまで渡りきることができるのです。
お〜ぉ〜、怖そうですね。もしも、もしもですよ。「そのワイヤーが切れたりしたら、一体どうなってしまうんでしょう!」とか、万がいちもにも起こりえないことを考えて、ゾックゾクするのも楽しみのひとつです(笑)。遊園地のジェットコースターと同じような感覚ですね。四万十のうなぎを食べた後の腹ごなしとして、また四万十川の思い出づくりとしてご検討ください!
【うなきち】蒲焼はもちろん たたきや肝も味わえる
うなきちさんは、いままでの5件とは少し離れた東の方にあります。土佐くろしお鉄道の窪川駅の近く(徒歩で10分かからないくらい)です。10:00〜16:30(要確認)の通し営業です。
先日の #充電させてもらえませんか で登場した、#高知県 #高岡郡 #四万十町 #四万十町窪川 にある #うなぎ の店、#うなきち に食べに来ました。あさ8時からの開店で、第一号客になりました。#四万十川 の清流で育ったうなぎ。こんな美味しいうなぎを食べたことはありません! pic.twitter.com/CEL9ILFm2d
— ultraeight (@ultraeight01) November 11, 2021
お店は養鰻業の四万十うなぎの直営店なので、うなぎは天然ではなく養殖です。そのかわり本業が鰻の養殖やさん(四万十うなぎ)ということもあり、他店より比較的リーズナブルです。地元の方はうな丼と別注文でキモを食べる方も多いとの情報もありました。珍しい鰻のタタキもあります。
さいごに
おすすめの食べ方は、やっぱり天然と養殖を食べ比べることです。

片方だけだと味の感覚が曖昧になりますが、両方を味わうと「歯ざわり」や「脂の香り」などの違いを思いっきり堪能することができます。

予算はそれなりに掛かりますが、それはそれで強く記憶に残ります(笑)。たぶん、一生の思い出になるでしょう。
最後に、お店をまとめておきます。
まずは、全体の地図から。
それから、個別情報です。情報があるものには、リンクをはっています。タップまたはクリックすると、ホームページやGoogleMap、食べログなどの詳細情報を見ることができます。また、GoogleMapはカーナビとしても使ってください。便利な世の中ですね。
ホームページ | TEL & 住所 | GoogleMap | 食べログ |
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四万十屋さん | 0880-36-2828 高知県四万十市山路2494−1 | ◎ | ◎ |
こいちご飯さん | 0880-31-9258 高知県四万十市山路446 | ◎ | ◎ |
さこやさん | 0880-34-7786 高知県四万十市佐田2390 | ◎ | ◎ |
岩城食堂さん | 0880-52-1172 高知県四万十市西土佐津野川647−5 | ◎ | ◎ |
とおわ食堂さん | 0880-28-5421 高知県高岡郡四万十町十和川口 | ◎ | ◎ |
うなきち | 0880-22-2138 高知県高岡郡四万十町本町1−1−14 | ◎ | ◎ |
以上、四国のうなぎ情報でした。
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