【タイヤ処分】無料になる条件と有料業者の特徴からの選び方!
タイヤを処分するには、どんな方法があるのでしょうか? 初めてのことだと迷ってしまうと思います。私もそうでした。
まず思いつくのは自治体ですが、だいたいのところはタイヤを粗大ごみ等には出せません。というのも、タイヤの中には強度をあげるためのワイヤーがたくさん入っているからです。単に燃やすだけでは処理できないということです。
つまり選択肢としては、業者さんを中心に探すことになります。できれば費用もかけたくないですよね。
今回は、私が無料で処分した例、有料になる例、それから業者さんのそれぞれの特徴もご紹介します。有料でも特徴を知って業者さんを選ぶのがスムーズにタイヤを処分するコツです。
アルミホイール + 廃タイヤの回収が無料になった例
上の写真は、実際に出張で回収してもらった「トヨタ純正のアルミホイールとタイヤ」です。回収の料金は無料です。
ちょっと汚く見えるのは、10年くらい使い込んでいるプリウスのホイールだから。でも心配することはありません。
無料回収の条件は「アルミホイールであること」だけでした。履きつぶした廃タイヤが付いていても構いません。ホイールに傷があろうと歪みがあろうと、まったく問題ありません。
つまり、ホイールがアルミであれば状態はどうでもよいのです。というのも、アルミは資源としての価値があってお金になるから。アルミの価値とタイヤの処分費・作業費を相殺している訳です。状態が良ければ再販も視野に入れているのでしょう。
無料で回収してくれたのは「福岡市のビッグゲートさん」です。
我が家の場合も、電話一本でタイヤの回収に来てくれました。もちろん「出張費も0円」です。交渉もなにも必要ありません。気さくで明るいお兄さんに、サクッと回収作業をしてもらい気持ちよく処分できました。
あなたの地元でも、ビックゲートさんのような良心的な業者さんがあるかもしれません。
少しでも興味がお有りなら、
アルミホイール 無料回収 地名(福岡市等)
みたいに、地名を含めて検索してみましょう。
実際に私も、こんなやり方でビックゲートさんを探しました。キーワードを「なんだかんだ」と工夫すれば、検索結果が大きく変わってきます。
鉄ホイール + 廃タイヤは有料になる
ひと昔前なら鉄のホイールも無料で引き取ってくれる業者さんがありました。ただ最近はそんな好条件はありません。鉄の価値と作業量が割に合わなくなってきたのでしょう。
とはいえ鉄のホイールでも、まだまだ探せば安い処分料で引き受けてくれる業者さんがあるのも事実です。
分かりやすい例として、神奈川県の業者さんを見てみましょう。廃タイヤ付でも「275円/1本(2020年2月現在)」で引き取ってくれます。
さらに、アルミホイールだと廃タイヤ付きでも買い取ってくれるから驚きです(15インチ4本3,000円:2020年2月現在)。持ち込みが条件ですが、あなたが近隣であればラッキーだと思います。
私の感覚では十分満足なレベルです。履きつぶした廃タイヤの処分も含まれている訳ですからね。持ち込みとはいえ、要らなくなった汚いタイヤに数千円の買取金額が付くなんて嬉しいかぎりです。
私は過去に、鉄のホイール(タイヤ付き)の引き取り回収を見積ってもらったことがあります。
その時の結果は、
- タイヤ付きホイール4本
- ホイールは鉄
- タイヤの溝は ほぼなし
- 出張料金込み
- 引き取り金額 13,000円
こんな感じでした。
その時の心境は、正直にいうと「13,000円 … 高っ! そんなにかかる?」というものでした。
ただ冷静に考えてみれば、スタッフさんが時間と労力を使って引き取りに来てくれる訳です。お金もかかりますよね。サービスを受けるには対価を払うのは当然です。今までの自分の姿勢にジワリと反省をさせられた出来事でした。
この時の経験から「物を捨てるにはお金がかかるもの」と肝に銘じています。
では、その他にはどんな業者さんがあるのでしょうか? 具体的な店舗名も含めて見ていきましょう。
タイヤを処分してくれる業者さんの特徴
タイヤを処分してくれる業者さんは、調べると意外にたくさんあります。街でよく見かけるショップさんから、いつもは気にもとめない業者さんまで。それぞれの特徴をサクサクご紹介します。
ガソリンスタンド
最近はセルフのスタンドが多くなったので、タイヤの処分を引き受けるところは少なくなっているようです。ただ店舗内にタイヤを展示したりして、タイヤ交換をアピールしているスタンドなら処分してくれる可能性があるはずです。
タイヤの処分費用は、1本300円前後。廃タイヤがついていれば取り外し費用が、1本1,000円程度。つまり、廃タイヤとホイールなら単純計算でも5,000円程度はかかるでしょう。
また、フランチャイズだと経営がそれぞれ違うため、同じチェーン店でも金額にバラツキがある傾向にあります。
カー用品店(タイヤ専門店)
街でよく見かけるカー用品店、オートバックスやイエローハットのような身近なショップですね。
そんなオートバックスのようなカー用品店でも、タイヤを持ち込むことで処分してもらうことができます。タイヤ館のようなタイヤ専門店でも同様です。ただ、まれに引き取りを断られることもあるようなので事前の確認は必要です。
こちらもタイヤの処分費用は、1本300円前後。取り外し費用が、1本1,000円程度かかります。廃タイヤ付きホイールなら5,000円程度です。
ディーラー
ディーラーに頼むなら、担当の営業さんに聞いてみるのが一番です。いつも車検等をお願いしている営業さんがいらっしゃるなら、お願いしてみる価値はあります。料金はピンキリでしょう。
私事ですが、車検の時にタイヤ2本を無料で引き取ってもらったことがあります。極端な例ですが、いろいろと親しくしていると「えっ! いいんですか?」と思えるようなサービスをしてくれることがあります。
あまり図々しいお願いは良くありませんが、時にはあまえてみるのも人間関係を深めるキッカケになるのでおすすめです。経験上、若い営業さんよりもベテランの営業さんの方が融通が効く気がします。あくまで私の体験から感じていることですが。
不用品回収業者
引き取ってはくれますが費用はさまざまです。記事の冒頭でもご紹介した通り、アルミホイール付きのタイヤなら無料で回収してくれるところもありますが、鉄のホイールだと有料になるのがほとんどです。
費用を押さえるひとつの上手な方法としては、他の不用品の処分と一緒にお願いしてみることです。部屋の片付けと同時にタイヤも処分するなどと工夫すれば、効率的に片付けを済ますことができます。
最低でも、出張費で5,000円以上〜、処分費用で5,000円以上〜、合計で10,000円以上かかるのが相場でしょう。
福岡では軽トラック1台分で、15,000円みたいなお得なパックを用意している業者さんもあります。
我が家が実際に頼んだ業者さんはこちらです。
その時は壊れた電子レンジやパソコン、本棚等を含め積めるだけ積んで引き取ってもらいました。運び出しの手際も引っ越し屋さん並みにテキパキです。それで作業費込ですから本当に安いですね。その節は大変お世話になりました。
まとめ
今回は、我が家の処分例も含めて業者さんをご紹介してきました。
まとめると、
- アルミホイール + 廃タイヤ なら無料回収
無料回収の条件は「アルミホイールであること」だけ - 鉄ホイール + 廃タイヤ は有料
まだまだ探せば安い処分料で引き受けてくれる業者さんがある - ガソリンスタンド
タイヤ交換をアピールしているなら可能性あり - カー用品店(タイヤ専門店)
まれに断られることもあるので事前確認は必要 - ディーラー
担当の営業さんに聞いてみるのが一番 -
不用品回収業者
他の不用品の処分と一緒にお願いしてみる
無料あり、有料あり、それから業者さんにはそれぞれ特徴がありました。つまり、その時のあなたの状況にあう業者さんを選ぶのがコツと言えます。
また記事中でも書きましたが「物を処分するにはお金がかかる」と、自分に言い聞かせています。無料で処分できればラッキーですが、有料でもそれだけのサービスを受けているのです。改めて業者さんに感謝です。
最期までお付き合いいただきありがとうございました。タイヤ処分の参考になれば嬉しく思います。タイヤに関する記事は他にもありますので、ぜひ遊んでいってください。