美瑛観光のモデルコース!おすすめスポットと周り方【マップ付き】

北海道の美瑛町には、人生で一度は見ておきたい有名な見どころが満載です。Apple製MACの壁紙にも使われている青い池や、嵐が出演したCMの風景など、おすすめの風景がたくさんです。

ただ、観光スポットが多すぎて「予定通りに観光できるのか?」と不安になりませんか。実は私もそうでした。

実際に行ってみると分かりますが、美瑛の観光スポットは大自然の中にあちこち散らばっています。行き当たりばったりでは、かなり時間がかかります。カーナビでも無理があるでしょう。

でも、ご安心ください。下調べをしておけばスムーズに美瑛を周れます。実際に、美瑛周辺を観光した感想です。そんな経験から、今回は美瑛観光を効率良く周るための「おすすめのモデルコース」をご紹介します。心の準備をしておけば、安心して当日を迎えることができるでしょう。

また、車で周る時のマナーについてもご案内しておきます。小さな心がけでも、当日の行動が変わってきます。

おすすめ観光スポットとスムーズな周り方

下の地図が、美瑛のおすすめ観光スポットです。地図を大きくすると、観光スポットが一目瞭然。おすすめのモデルコースは、北から順に(または南から順に)攻めるルートです。

スムーズな観光のコツは、次の3つです。

美瑛観光のコツ
  1. 見たいスポットを ピックアップする
  2. 北から周るか 南から周るかを決める
  3. Googleナビを 現地で活用する

押さえておきたい観光スポットは11ヶ所。下調べをジックリやっておけば、美瑛観光を思い切っきり満喫できます。

続いて、美瑛のおすすめ観光スポットを北から順に見ていきましょう。

セブンスターの木

タバコ(セブンスター)のパッケージに使われたカシワの木です。この木の周辺は、手芸で言うパッチワークの様な色違いの畑の風景が広がっています。駐車場もあるので、木のすぐ下まで歩いて行けます。記念撮影も気兼ねなく出来ました。

親子の木

両側の木が、お父さんとお母さん。真ん中に子供の木がいます。子どもの木は少しずつ成長しているそうです。木の近くには農道しかないので、近くにはいけません。駐車場もありません。

ビュースポットからの距離感は、こんな感じです(ちょっと遠いです)。遠くから見た方が、親子に見えていいのかな? 路上駐車になるので、短時間停車です。

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ケンとメリーの木

昭和47年に、日産スカイラインのテレビCMに使われました。「いつ〜だって どこに〜ぃだって♪ ケンとメリー ~愛と風のように~」のメロディを覚えている方もいらっしゃるはずです。

ケンとメリーの木の横には有料のお店があって、スカイラインジャパンとケンメリが展示してありました!

左がケンメリの後ろ姿右がジャパンです! おぉ ..丸いテールランプが懐かしい。ケンメリのテールランプを眺めながら、ひとしきり昔話に花を咲かせててしまいました。スカイラインファンの方は、ぜひっ! 駐車場もあり、カレーなどの軽食も出来ます。

ぜるぶの丘・亜斗夢の丘

ケンとメリーの木の、すぐそばのお花畑の公園です。展望台からの美瑛らしい鮮やかな花のジュウタンが忘れられません。また有料ですがバギーやカートのコースがあるので、お子さんと乗れば楽しい思い出になりそうです。

ただここは美瑛の自然が作った景色ではなく、スタッフの方々の努力で作られている公園です。メインがお花だけに時期でおすすめ度が変わります(6月まではほとんど花がないそうです)。ここの部分は、美瑛の自然と観光地との違いを理解した上で楽しまれる事をおすすめします。駐車場もあり入場無料です。

マイルドセブンの丘

タバコ(マイルドセブン)のパッケージに使われた丘です。丘の上にはカラマツ林が綺麗にならんでいます。さすがにパッケージっぽい風景ですね。

ここは遠くからでした。夕日の時刻が特に素晴らしいそうです。

四季彩の丘

起伏のある丘に広がるお花畑が素晴らしい。四季彩の丘の名の通り、四季折々のお花が畑を彩ります。ぜるぶの丘と同様に人で作られた景色ですが、それを忘れせてくれる程に綺麗です。

地元の素材を活かしたソフトクリームや、ジャガ芋のコロッケなどがおいしい。また有料ですが、花畑の中をトラクターに乗って園内を回れるのも、お子様連れには好評みたいです。トラクターに乗るのはめったにない機会だけに、体験しておきたいですね。駐車場もあります。

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クリスマスツリーの木

クリスマスツリーにとても似ているから、クリスマスツリーの木です。お~確かに雪でも積もったら、クリスマスツリーそのものですね。駐車場はありません。道も狭いので停車には注意です。

拓真館

写真家である前田真三さんのギャラリーです。2階建ての館内の中には、ため息が出るような素晴らしい写真がいっぱい。美瑛や富良野でも、なかなか見る事ができない「切り取られた一瞬」の表情も堪能出来ます。特に写真好きの方であれば、作品の息づかいから涙が出てしまうのでは? 信じられませんが入場無料です。

哲学の木

この木だけ見るのを飛ばしてしまいました。残念。

【2016年2月26日追記】ニュースによると、哲学の木は2016年2月24日に伐採されてしまったそうです。古木だったことや、一部観光客のマナーの悪さに、所有者の農家さんが決断されたそうです。美瑛に限らずマナーは守らないといけませんね。

青い池

今回ご紹介している観光スポットの中でも、おすすめ度は最高です。この青い池の風景は、ビエイブルーと呼ばれています。また、スティーブ・ジョブズ時代のMACの壁紙に採用された事は、あまりにも有名です。

観光でいろんな景色を見てきましたが、ここはトップクラスですね。美瑛観光の中では外したくないスポットです。息をのむ神秘さが、なぜだかここにはあります。

ただ金土日曜の午後は、道が数キロに渡って渋滞することもあるそうです(特に連休)。観光時間が少なめの方は、南からのコースで周ると時間が押しても青い池を見逃す心配がなくて安心でしょう。

しらひげの滝

青い池の近くなので、セットで周りましょう。しらひげの滝のすぐ脇に橋が掛かっていて、その橋の上から間近に見ることが出来ます。

そんなに驚くような大きな滝ではありません。ただ、この川の水が青い池に流れ込んでいてそのことを想像すると興味が湧いてきます。橋の上から覗くと上の写真のままの景色を見ることが出来ます。

確かに川の水の色が青いですね。駐車場はありませんが、短時間なら橋の手前に数台止めることが出来ます。休日の混雑時や滝をゆっくり見られたい方は白金観光センターの駐車場が利用出来ます(歩いて2〜3分)。

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さいごに

今回ご紹介した観光スポットは、お店を除いてそのほとんどが私有地に有るものです。駐車場がない場合は、道路に車を止めて記念撮影や景色を楽しむことになります。なので、近隣の方や農業を営んでらっしゃる方々の邪魔にならない様に気を配りましょう。

また、北海道は地図で見るより広いです。かなり広いです。移動時間が思いのほか多くかかることもよくあります。なので、スケジュールは余裕を持ってたてることをおすすめします。せっかくの観光です。ゆったりと、いきましょう。

北海道